20110531

診断:左鎖骨骨折

台湾でバスケ中にアキレス腱を切って3年がたった今月
今度は自転車でコケて、左鎖骨を折ってしまいました
皆さんには本当にご迷惑をおかけしております

今回も手術なしで人間の持つ治癒力を頼りに
完治を待つ生活がスタートします

皆には冗談なんか言ってはぐらかしていますが
かなり泣いていますので、、、

アキレス腱、そして今回の鎖骨骨折と左半身だった事は
ラッキーなことなのか?字も書けるし、マウスも自由、米も研げます
ひとりで生活は一応出来るので、まずまず安心してください

快気したら祝杯を
それまでは今まで通りユルい不通を
そしてまた3年後の5月に注意を

折って、、いや追って近況更新します

20110530

選択


とうとうデジカメが壊れてしまった
写真は撮れてはいるけれどディスプレイが表示しない
目の前の風景をわざわざ目を瞑って撮っているみたい

古い機種で200万画素のカメラ
僕にとっては丁度いい諦めスペック
デジカメはこのweblog以外使っていないので
これで十分だったのに
デジカメの寿命を全うしたのだな、

新しいのに乗り換えようとしたけどやっぱり今のが好きのようで
ジャンク(似たような症状が3台で激安)に飛びついてしまった
少しあがいてみようと思う

今の時代において「デジカメを持たない」というのもひとつの選択かな?
1枚の重みを写真を始めた頃に戻すのも良いかも知れない

20110529

ハニーに会いに


今日も雨、台風はもうそこまで近づいている
柴山はにわ博物館へ
予備知識は小学校で習った以来、もしくは火の鳥を見た程度
または「おーい!はに丸」くらいか?懐かしいな
何も予定なしで新たな物が自分に入ってくるのはとてもワクワクする

さて博物館へ、
古墳時代の人にもやはり美的意識はあったのね
定型的な様式はあったものの、その中に個性を入れて
新しく優れた物としてどんどん発展していく感じが分かる。
いつの時代も定型の様式から、それに新しい考えや異種の文化が加わって
新しいものが生まれているのだなと感じた。突然現れるなんてあまり無いと言う事

岡本太郎的な「何だこれは!」なインパクトは無かったが
なんか癒された、特にたれ目のハニワは癒される

たれ目、フラット、つり目、点目それぞれの表情とポージングが
マッチしているところに古代人のお茶目度を見たような・・・

20110528

古池や


今日は雨。台風が近づいているらしい
川村記念美術館へ
ここのコレクションは本当に素晴らしい
庭園も素晴らしく絶好の写真日和

雨曇りの日中の光の柔らかさや湿った空気感は
なによりのスパイス

最近再読している「ブッタ/手塚治虫」
蓮の葉を見ながらしばらく因果、自然、無常、流れについて考える
雨が溜まって次第に首をもたげる蓮の葉は
耐えきれずに雨の塊を他の葉に 池に落とす

葉に傘をさすと動きは止まったが
風が吹くと葉のうえの雨水は全て滑り落ちてしまった

蛙 が ゲコゲコ

20110524

黒い花びら


白黒写真にすると赤い花びらは黒くなる

赤いポピーやチュリップの花は白黒で撮ると
表情豊かな色になる事を僕は知っている

でも背が低いので花畑に寝転ばなくてはならない
赤い花畑に男が寝転ぶのは少し勇気が居る

20110520

ナイスです


今週から
水でシャワー、水をガブガブ飲んで
そして窓を開けて寝てます

夜はカエルが合唱
朝は鳥がデュエットしてくれます

それにしても今月のChim↑Pomナイスです

20110517

そして酒がすすむ

酒場の展示場へ行く前に
爆音でジャズをかけてくれるお店に行った

ここは今回が2回目
1回目はベロベロに酔った友人に連れて行かれ
彼はそのまま泥酔、僕だけ取り残されるという
奇妙な初回だったため、マスターは僕の事を覚えていてくれた

寡黙で有名なマスターが色々お話をしてくれた
趣味で写真をやっているとお話したら
よく来店するという八戸出身の写真家の写真集を見せてくれた

全くこれには驚いた、スゴく良い写真集
暗室作業の教科書になると思って後で買おうと
名前をメモしてたらその写真集をくれるという

聞けば20年も前に数冊販売用に店に置たそうだが20年後の今日
やっと僕が興味を示したた次第で写真家の彼ももう覚えていない
だろうからくれるのだという。なんて幸運
確かに棚の奥の奥の方から出てきた写真集
表紙の見開きにサインペンで縦書きに普通のサインがしてあった

酒場の展示場にはこの印刷の写真集の足下にも及ばない
趣味写真家の写真4枚が追加された
展示された写真を見てマダマダ、マダマダ足りないと感じ
そして酒がすすむ

20110516

どこかの壁に掛けてもらっている


お日様が出ているうちは額縁作り
今日は塗りとマットな感じを出す作業
仕上げに薄くオリーブオイルを塗ってお日様にあてると
シットリした質感をプラスできる事がわかった
いいぞいいぞ
ガラス切り、写真はめて磨いて完成
今夜は暗室ではなく酒場の展示場へ

今までいっぱい額縁作っているけれども
我が家にほとんど残っていない
それだけ家以外のどこかの壁に掛けてもらっているのだな
いいぞいいぞ

20110515

暗くなったら頑張ろう


お日様が昇っているうちは額縁作り
毎回苦労する45度ぴったりの切断は今回も失敗
44.95度くらい
45.0度にするいい方法を考えようと毎回思うのだが

そのたびに、去年観た「ルイス・バラガン邸をたずねる」で
角が三角にはみ出した額縁を思い出す
「こんなで良いんだ」と
趣味で額縁を作る者として、気持が軽くなった

写真を見る人は額縁の端の継ぎ目を気にするだろうか
と考えながらヤスリがけ

写真の内容が魅力的なら気にしないのだろう
暗くなったら頑張ろう
という結論に達した

20110514

ニタニタ

昨日は銀座のライカショップへ
キャパが撮ったヘミングウエイの写真を見に行く
20点も無い写真展示だったけれど良い作品がたくさんあった
何故こんなに多くの事が伝わってくるのか、いつも考えさせられる
白黒写真の面白さ、素晴らしさがわかる写真展だった
暗室での心の高揚が想像できる

今日はフィル現
明日からは暗室作業の予定だ
多分、明日の今頃はニタニタしてるに違いない

20110502

地球の非常停止ボタン


日の出前からいつもの埠頭へ
あの場所はまだ片付いていない
ウミネコが飛ぶように紙のゴミが海へひらひらと飛んでいく

船を岸壁に停める「ビット」が土から出ていて
あまりにも見ない光景なのでしばらく見入る
なんか非常停止ボタンに見えてきて座ったり
踏んでみたりしたがやはり押せなかった

そうか地球の非常停止ボタンは押せないのかと妙に納得した

20110501

ため息分解


去年Nさんから貰って、更にもらい手のないカメラを棄てることにした
分別、カメラの勉強ためにバラしていく事に
実は90年代のカメラを分解するのは初めてだった

それにしてもプラスチック部品とネジの点数がスゴく多い、
そしてミラーボックスやペンタプリズムの周りには基盤や配線がビッシリ
これがプラスドライバー1本でドンドン分解できる

レンズ、絞り、シャッター、フィルム送りなどカメラの基本機能は
ハンドカメラができた時から全く変わっていないのに、撮影の自動機能が加わると
こんなにゴチャゴチャした作りを無理して貼りつけたりしていたのかと
いろんなため息をつきながら分解

でも
自分にとって無くても良い機能は他人にとって必要な機能
この事で写真が身近になった人もいるのだし
新しい写真のスタイルも生まれたのだな

今、60年も前に金属と布で作られたカメラを使っている
だから余計にそんな事を考えるのかな

デジカメも、フィルム圧着板型の受光素子だけを売ってたら
クラシックカメラ好きは買うと思う

空シャッターを切って受光で先ず電源オン
受光すると画像記憶→次のスタンバイ
数分受光が無いと電源オフ

多分出てくるだろうな、受光部分だけデジカメ、
タンスの肥やしになっているカメラは日本中にいっぱいあるだろうし、
あとは団塊世代の興味が無くなる前に間に合うかだな?

こんな事までだらだら考えて欲しい部品だけ取って、ゴミ箱へ
Nさん貴重な体験をありがとう