20090107

携帯を持つ感覚

タクシーに乗ってから「あ、携帯忘れた」と思った
駅構内の軽食屋「いこい」に忘れてきてしまった。
でもその瞬間、あまり携帯に連絡来ないし大丈夫、と思った。

考えると、携帯のありがたみは、
緊急のときの連絡か、人に合うときの待ち合わせ
くらいなもので、別段最近の若者みたいに常に
画面とにらめっこというわけでもないし、なきゃ死
んじゃうということもなく、むしろ手放すと面白いかも
と思うようになってきた。

最近の人は失恋で、別れるときよりも
後の携帯のアドレス消去の方が泣けるらしい。
それほど、携帯依存度が高いのね。

「生涯友達でいられる秘訣は、あまりその人に干渉しないことだ
少し距離を置いたところで付き合うくらいがよろしい」とよく聞く。

いつでも連絡がとれるとか繋がってるっていう感覚が、時々うるさく
感じる事がある。携帯はその便利性で人と人の距離感覚を急にゼロに
しちゃった。便利な事だけど、ユッタリな人生には窮屈な事もある。
携帯を無くした12時間で携帯が無かった時代の自由な感覚を思い出した。